棚田保全事業、デマンドバス事業
事業の詳細
この事業の背景(地域の現状・課題)
棚田保全事業(石部棚田)
- 石部棚田はかつて全体の約9割が耕作放棄地となった後に復活した地域資源です。
- 地元保存会の高齢化が進んでおり、保存会の平均年齢は約75歳で、担い手不足により維持管理の継続が困難になる可能性があり、早ければ5年程度で現在の規模での運営が難しくなる見込みです。
- 運営は会員の会費と町の補助金で支えられており、安定的な運営体制の確保が課題です。
- 参加・支援の仕組みとして、都市部からの関わりを想定した会費制度を導入しています(詳細は下記)。
デマンドバス事業(デマンド型交通実証実験)
- 人口減少・過疎化に伴い乗車人数が減少しており、交通サービスの維持に町の負担が増加しています。
- 直近5年間(平成28年~令和3年)で利用者数が約50%減少しており、既存の大型路線バスのままでは効率的な運行が困難です。
- まち全体の人口は1990年の9,262人をピークに減少し、2020年は6,038人、将来(2050年)は2,840人の想定があり、高齢化と利用者減少が公共交通の維持に影響しています。
具体的な施策(取組内容)
棚田保全事業(石部棚田)
- オーナー制度の導入:1口年間35,000円を会費として1区画を割り当て、田植えや稲刈りなどの作業体験に参加してもらう仕組みです。
- トラスト会員制度:1口年間10,000円の会費で、作業参加は自由、気軽に棚田での作業体験ができる会員枠を設けています。
- 都市部を含む地域外からの参加者を増やし、人と人との交流を図ることで担い手・支援者を拡大します。
- 会員会費と町の補助金で運営を支えつつ、作業効率低下や施設(作業小屋等)の整備ニーズに対応します。
- 企業・団体からの支援を募り、資金面や設備面での支援を求めています。
デマンド型交通実証実験(デマンドバス)
- 現在の大型バス運行を見直し、予約に応じて運行するデマンド型交通の実証実験を実施します。
- デマンド型交通の特徴を活かし、発着地やダイヤの柔軟化、集落内や役場周辺など多様な場所にバス停を設置して利便性を向上させます。
- 高齢者やこれまで路線バスを利用してこなかった住民の移動機会を創出し、外出促進・生活支援につなげます。
- 運行形態・運行ダイヤ・発着地の組合せを検証して、効率的で継続可能な公共交通サービスのモデルを構築します。
- 導入後の実証結果を踏まえ、利用促進や運行体制の最適化を図ります。
数値目標・KPI
| 事業/KPI | 現状値(計画開始時点) | 目標値(2027年度) |
|---|---|---|
| 石部棚田を活用した体験等の参加者数(単年度) | 1,564人 | 1,600人 |
| 技術保存・後継者育成人数(単年度) | 0人 | 1人 |
| 町主体運行公共交通利用者数(単年度) | 43,296人 | 45,000人 |
※ 本内容は地域再生計画および事業PDFをもとに作成しています。
地域再生計画
| 計画名 | 松崎町デジタル田園都市構想推進計画 |
|---|---|
| 関連PDF | 計画PDF 事業PDF |
関連するSDGs
お問い合わせ先
| 自治体 | 静岡県松崎町(静岡県) |
|---|---|
| 担当部署 | 企画観光課 |
| 電話番号 | 0558-42-3964 |
出典
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