第2期下北山村まち・ひと・しごと創生推進計画
事業の詳細
1. この事業の背景(地域の現状・課題を数値と共に整理)
下北山村では人口減少と少子高齢化が進行しており、地域の担い手不足や産業・コミュニティの衰退が懸念されています。以下は現状を示す主な数値と動向です。
- 総人口:昭和55年は1,800人、令和6年12月31日時点で796人、国立社会保障・人口問題研究所の推計では令和17年に504人となる見込みです。
- 年齢別動向:年少人口(0~14歳)は335人(昭和55年)→53人(令和2年)、将来は37人(令和17年の推測)。老年人口(65歳以上)は385人(昭和55年)→366人(令和2年)。生産年齢人口(15~64歳)は1,080人(昭和55年)→334人(令和2年)です。
- 自然動態:出生数は平成12年の14人から令和2年には5人に減少。死亡数は平成12年以降毎年17~25人程度で、自然増減は毎年約10~20人の自然減となっています。
- 社会動態:令和5年度は転入45人・転出31人で社会増14人となっていますが、平成26年度から令和5年度にかけては毎年概ね10人程度の社会減が続いていると整理されています。
- 影響と課題:人口減少・少子高齢化の進行により、地域の担い手不足、基盤産業(林業等)の衰退、雇用機会の減少、観光客減少、地域コミュニティの衰退などが懸念されています。
- 基本目標:子育て環境の充実、学びの場の拡充、歴史文化・自然景観の保全、農林水産業の再生、観光・商業の振興、出会いと交流の創出、移住・定住促進、郷土愛の育成など9項目を掲げています。
2. 具体的な施策(取組内容を箇条書きで整理)
第2期下北山村まち・ひと・しごと創生推進事業は、基本目標ごとに以下の具体的な取組を実施します。
- ア 安心して子どもを産み育てられる環境をつくる事業
- 不妊治療費や妊娠判定費用の助成
- 母子手帳の交付、専門職による産後訪問
- 妊婦健診・乳幼児健診・歯科健診の実施など切れ目のない支援
- イ 地域性のある健やかな学びの場を増やす事業
- 森林環境教育を含む総合的な学習時間や課外活動の推進
- サッカー教室、トレイルランニング等のスポーツイベント開催
- 森林を活用した課外教育や交流機会の創出
- ウ 土地に宿る歴史・文化を伝えていく事業
- 各地区の祭礼や村指定文化財の保存
- 歴史・文化を伝える冊子作成や資料の適切な保存
- エ 風土が育んだ自然・景観を維持していく事業
- 鹿の食害対策や土壌流出防止による生態系保全
- 池神社周辺森林の保全管理
- 近自然工法を活用した河川・護岸の改修等の環境配慮型対策
- オ 自然と生きる農林水産業を育み直す事業
- 林道の安全確保、施業放置林の把握、育林整備、就労条件の改善、林業機械導入支援
- 地域おこし協力隊制度等の拡充による森林管理・整備の推進
- 村産材を用いた新商品の開発や新規農家の支援
- カ 適切な観光と商業で交流と経済を生む事業
- 道の駅整備と防災道の駅登録
- ターゲットに応じた観光地経営と地域商社の活用による特産品開発
- キ 様々な出会いが起こる機会を創出する事業
- 地域スポーツクラブの設立支援
- 伝統芸能や音楽鑑賞の機会創出
- 多世代交流を促す場づくりの支援
- ク 幸せな移住・定住を増やしていく事業
- お試し移住体験施設の活用と民間賃貸家賃助成
- 空き家取得・改修費の一部助成
- 村内就労機会促進のための事業協同組合設立検討等
- ケ 郷土への愛着と敬意を育む事業
- 子どもたちが地域の歴史・文化を学ぶ機会創出
- 住民から昔の暮らしや知恵を学ぶ場の提供
- 郷土教育の推進
3. 数値目標・KPI(この事業に関連するKPI)
以下は本事業における主要なKPIと現状値・目標値です(計画開始時点→令和11年度目標)。
| KPI | 現状値(計画開始時点) | 目標値(令和11年度) | 対応基本目標 |
|---|---|---|---|
| 日常の相談相手がいる親の割合 | 91% | 93% | 基本目標1 |
| この地域で今後も子育てをしていきたいと考える親の割合 | 80% | 85% | 基本目標1 |
| 園児の人数 | 16人 | 18人 | 基本目標1 |
| 子育て支援に関わる専門職の人数(栄養士等) | 5人 | 6人 | 基本目標1 |
| 保護者の学校教育に関する満足度 | 70% | 80% | 基本目標2 |
| 生涯学習活動(公民館教室)参加率 | 15% | 20% | 基本目標2 |
| 自然体験学習会の開催数 | 3回/年 | 4回/年 | 基本目標2 |
| 学校運営協議会の開催数 | 0回 | 3回 | 基本目標2 |
| 歴史民俗資料館の来館者数 | 450人/年 | 600人/年 | 基本目標3 |
| 前鬼・池神社周辺の森林保全管理および景観整備実施箇所数 | 0箇所 | 1箇所 | 基本目標4 |
| 景観・生物多様性に配慮した森林整備面積 | 2ha/年 | 6ha/年 | 基本目標4 |
| 危険空き家の予防・解消件数 | 0件 | 2件 | 基本目標4 |
| プランニングエリア等の公的森林管理面積 | 42ha | 75ha | 基本目標5 |
| 新規就労者数(地域おこし協力隊含む) | 6人 | 9人 | 基本目標5 |
| 新たな林産材の商品開発数 | 0個 | 5個 | 基本目標5 |
| 森林を活用したイベント実施数 | 1件 | 2件 | 基本目標5 |
| 新規農家数 | 6人 | 7人 | 基本目標5 |
| 鮎・アマゴを活用した新規商品開発数 | 2個 | 3個 | 基本目標5 |
| 対象鳥獣捕獲実施隊員数 | 7人 | 8人 | 基本目標5 |
| 観光入込客数(単年度) | 110,000人 | 125,000人 | 基本目標6 |
| 村内を案内できる観光ガイド数 | 0人 | 3人 | 基本目標6 |
| 新規商品開発数(鮎・アマゴを除く) | 3個 | 6個 | 基本目標6 |
| 観光施設の平均消費額(一人あたり) | 2,404円 | 3,000円 | 基本目標6 |
| スポーツ大会参加率(スポーツ推進委員会主催) | 23% | 35% | 基本目標7 |
| 芸術文化活動への参加率(文化展出品) | 34% | 40% | 基本目標7 |
| 地域クラブ会員数 | 0人 | 50人 | 基本目標7 |
| 関係人口数(延べ人数) | 20人 | 100人 | 基本目標7 |
| 移住者数(住民基本台帳による) | 30人 | 35人 | 基本目標8 |
| BIYORIオフィススペース入居事業者数 | 2事業者 | 3事業者 | 基本目標8 |
| 空き家バンク成約件数 | 9件 | 25件 | 基本目標8 |
| 新規雇用者数(観光人材・林業人材) | 0人 | 4人 | 基本目標8 |
| 郷土教育(下北山学)講師数 | 4名 | 7名 | 基本目標9 |
| 郷土教育に関する学習の機会(講演会等) | 0回/年 | 1回/年 | 基本目標9 |
※ 本内容は地域再生計画および事業PDFをもとに作成しています。
地域再生計画
| 計画名 | 第2期下北山村まち・ひと・しごと創生推進計画 |
|---|---|
| 関連PDF | 計画PDF 事業PDF |
お問い合わせ先
| 自治体 | 奈良県下北山村(奈良県) |
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出典
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