越知町まち・ひと・しごと創生計画
事業の詳細
1. この事業の背景(地域の現状・課題を数値と共に整理)
越知町は人口減少と少子高齢化が進行しており、産業の縮小や担い手不足が深刻な課題となっています。主要な現状と課題を数値で整理します。
- 総人口の推移:ピーク(1947年)13,565人 → 2015年 5,795人 → 2020年8月 5,421人。2060年推計:約33%(1,909人)。
- 年齢構成の変化:1980年(老年1,581人・生産年齢5,808人)→ 2015年(老年2,629人・生産年齢2,659人)→ 2020年8月(老年2,503人・生産年齢2,493人)。2040年推計(老年1,851人・生産年齢1,251人)。
- 年少人口(0~14歳):1980年 1,663人 → 2020年8月 425人。2040年推計 233人。
- 自然減・社会減:2009年以降は毎年約90人の自然減が継続(2018年 自然減89人)。社会減は若年層(15~29歳)の転出が多く、2018年は社会減63人。2005~2014年は平均で年36人の転出超過。
- 若年層(15~39歳)の減少:2007年10月 1,447人 → 2020年8月 911人。
- 産業面の課題:第1次・第2次産業就業者の減少、事業者の高齢化や後継者不足により地域産業の縮小が進行。
2. 具体的な施策(取組内容)
越知町まち・ひと・しごと創生事業は、基本目標ごとに多面的な施策を展開します。主な取組をカテゴリ別に整理します。
ア 地域資源を活かし雇用を創出する事業
- 農業:集落営農組織の育成、JAや生産団体との連携による産地強化。主要作物(ミシマサイコ、山椒等)の契約栽培推進(製薬会社ツムラとの契約栽培等)。ふるさと寄附金の返礼品採用等による販路拡大。
- 新規就農支援:経済的支援や研修による知識・技術習得支援の強化。
- 林業:施業地の集約化、作業道整備等により効率的な森林経営環境を整備し、担い手の発掘・育成・雇用創出。
- 商業:空き家・空き店舗をチャレンジショップとして活用し起業を促進。商店街イベントで賑わい創出。
- 観光:仁淀川のブランド強化と民間ノウハウの活用によるカヌー・ラフティング、滞在型商品の企画・開発、横倉山の自然資源を活かした観光資源化。
- 具体事業例:薬用作物産地の育成、(株)スノーピークとの連携による情報発信と経済効果創出等。
イ 新しいおち家の家族をつくる事業
- 認知・関心醸成:おち家プロモーションのSNS発信、アウトドア宣言のPR、イメージキャラクター「よコジロー」によるイベント参加等で関係人口の拡大。
- 関係性強化:寄附者向けの情報提供、「(仮称)おちふるさと応援隊」や世代別の交流(30歳の集い)によるネットワーク構築。
- 移住促進:移住支援相談員の配置、お試し住宅・お試しツアーの実施、空き家バンク制度の充実、耐震改修補助や家賃補助などの経済支援。
- 地域おこし協力隊の積極受け入れと定着支援。
- 具体事業例:空き家バンク制度の活用、空き家改修補助、移住・定住促進住宅の整備等。
ウ 若い世代・子育て世代の希望をかなえ、住みたい・住み続けたいまちづくり事業
- 出会い支援と妊産婦支援:出会いの場づくり・マッチング支援、妊産婦に対する保健・相談体制の充実。
- 子育て支援:経済的負担軽減、悩み相談や母親同士の交流の場の提供、働きながら子育てできる環境整備。
- 特色施策:木育の推進による感性育成。
- 具体事業例:妊産婦相談体制の充実(集える場づくり)、中学3年生までの医療費自己負担金無料、木育の推進等。
エ 越知の未来を担う人づくり事業
- 教育・体験学習:自然を活かした環境教育・体験型学習、地域住民参画による地域愛や人間性の育成。
- スポーツ交流:高知ファイティングドッグス等との交流授業で体力向上・多世代交流を推進。
- 産業人材育成:就農・起業のための知識・技術研修、チャレンジショップ等の起業環境整備、経済的支援。
- 地域間・都市部人材との交流:こうち仁淀ブルー熱中塾(大人の社会塾プロジェクト)への参加、インターンシップによる若者の町内就労促進。
- 具体事業例:地域教育の推進、高校と産業界・行政の連携による人材育成、こうち仁淀ブルー熱中塾受講等。
オ 安心していつまでも暮らし続けられる地域づくり事業
- 集落維持・支援:山間部集落に集落支援員を配置し点検や行政との調整役を担わせ、地域おこし協力隊と連携して行事や生活環境の維持・活性化を図る。
- 地域運営組織の支援:集落活動センター等を含む地域運営組織の設立支援で集落の維持・再生の仕組みづくりを推進。
- 生活基盤整備:交通手段確保、情報インフラ整備、共同給水施設の維持管理支援等で生活基盤の維持を図る。
- 防災・耐震対策:自助・共助の啓発、地域防災活動の推進、住宅耐震化や防災施設・情報通信手段の整備、道路・市街地整備。
- 具体事業例:集落活動センター整備、あったかふれあいセンター事業、自助・共助の意識啓発及び地域防災活動推進等。
3. 数値目標・KPI
本事業で設定されている主要なKPIと計画開始時点の現状値および2025年の目標値を整理します。
| 指標(KPI) | 現状値(計画開始時点) | 目標値(2025年) | 該当基本目標 |
|---|---|---|---|
| 農業新規就業者数 | - | 15人 | 基本目標1 |
| 林業新規就業者数 | - | 6人 | 基本目標1 |
| 新規起業者数 | - | 6人 | 基本目標1 |
| 観光入込客数 | 10万人/年 | 15万人/年 | 基本目標1 |
| 移住施策による移住者数 | - | 240人 | 基本目標2 |
| 合計特殊出生率 | 1.49 | 1.64 | 基本目標3 |
| 15歳~39歳の人口 | 950人 | 850人 | 基本目標4 |
| 集落活動センター開設(累計) | 1ヵ所 | 2ヵ所 | 基本目標5 |
※ 本内容は地域再生計画および事業PDFをもとに作成しています。
地域再生計画
| 計画名 | 越知町まち・ひと・しごと創生計画 |
|---|---|
| 関連PDF | 計画PDF 事業PDF |
お問い合わせ先
| 自治体 | 高知県越知町(高知県) |
|---|---|
| 担当部署 | 企画課 |
| 電話番号 | 088-926-1164 |
出典
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