三島村関係人口拡大プロジェクト
事業の詳細
この事業の背景(地域の現状・課題)
三島村は竹島・硫黄島・黒島の3島からなる集落で、人口規模が極めて小さく人口減少が続いています。主な現状と課題を数値とともに整理します。
- 総人口:2020年国勢調査で405人、県内43市町村中43位の最少自治体
- 人口推移:1960年1,363人 → 1970年655人 → 2015年407人 → 2019年366人 → 2022年5月1日 386人
- 将来推計:2040年には296人へ漸減と推計
- 年齢構成(2022年)
- 年少人口(0–14歳):96人(総人口の24.9%)
- 生産年齢人口(15–64歳):183人(47.4%)
- 老年人口(65歳以上):107人(27.7%)
- 自然動態(2014–2019の6年間):出生総数18人(平均3人/年)、死亡総数29人(平均4.8人/年)
- 社会動態(2014–2019の6年間):転入総数393人(平均65.5人/年)、転出総数372人(平均62人/年)、純移動で計+21人(平均+3.5人/年)
- 課題:担い手不足、地域産業の脆弱化・衰退、地域コミュニティの維持困難、子育て・医療・住環境等の支援体制の不十分さ
具体的な施策(取組内容)
三島村関係人口拡大プロジェクトは、稼ぐ地域づくり、地方とのつながり、結婚・出産・子育て支援、安心して暮らせる環境整備の4分野で取組を実施します。主な施策を整理します。
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ア:稼ぐ地域をつくるとともに、安心して働けるようにする事業
- 畜産中心の農業基盤強化と人材育成・確保(兼業から専業への転換支援等)
- 観光資源(鬼界カルデラジオパーク、ユネスコ無形文化遺産メンドン等)の利活用による産業振興
- 地域資源を活かした小規模ビジネス創出(椿油関連商品、大名筍、海産物、黒島みかんを使った菓子等)
- 黒島の焼酎蔵による「焼酎みしま」の増産・販売促進と雇用受皿化
- 硫黄島での椿搾油や竹林オーナー等の事業展開支援
- 具体事業例:各地区で食べられていた加工品の製品化、焼酎みしまの増産・販売促進 等
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イ:地方とのつながりを築き、新たなひとの流れをつくる事業
- ジオパークや地域文化・行事(MISHIMA CUP、ジャンベワークショップ等)を活用した観光交流拡大
- 宿泊施設の整備による受入体制強化
- 移住促進のための定住助成制度充実、住宅環境の確保
- 地域おこし協力隊の積極的受入れと専門人材配置
- 関係人口の強化を通じた人的・財政的支援の促進
- 具体事業例:ジオパークを活用した観光交流や宿泊整備、村営住宅整備、地域おこし協力隊配置 等
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ウ:結婚・出産・子育ての希望をかなえる事業
- 若年層の交流機会創出による出会い支援
- 医療・子育て環境の不安解消と支援(出産準備支援、定期健康診断支援等)
- 将来的目標として年間2~3人の出生実現を目指す施策展開
- 具体事業例:出会い交流イベント、定期健康診断支援、出産準備支援 等
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エ:ひとが集う、安心して暮らすことができる魅力的な地域をつくる事業
- ICT活用による住民のつながり構築と鹿児島市等との連携強化
- 医療福祉環境の充実、村道・港等公共施設の整備、地域防災機能の確保
- 里親の確保やしおかぜハウス整備を通じた教育・雇用の場づくり
- 交通利便性向上のためのフェリー計画的運航や鹿児島〜硫黄島間の空路活用
- 具体事業例:診療所機能の充実、地域防災機能の確保 等
数値目標・KPI
本事業に関連する主要なKPIと現状値・目標値を表で整理します。
| KPI | 現状値(計画開始時点) | 目標値(令和11年度時点) | 寄与する基本目標 |
|---|---|---|---|
| 農林水産業生産額 | 12,300万円 | 12,700万円 | 基本目標①(稼ぐ地域づくり) |
| 移住者数(累計) | 0人 | 27人 | 基本目標②(地方とのつながり) |
| 新規子育て世帯数(累計) | 0世帯 | 5世帯 | 基本目標③(結婚・出産・子育て支援) |
| 常駐看護師の複数配置 | 各1〜2人 | 各2人 | 基本目標④(安心して暮らせる地域づくり) |
※ 本内容は地域再生計画および事業PDFをもとに作成しています。
地域再生計画
| 計画名 | 三島村関係人口拡大プロジェクト |
|---|---|
| 関連PDF | 計画PDF 事業PDF |
お問い合わせ先
| 自治体 | 鹿児島県三島村(鹿児島県) |
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出典
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