飯舘村地域再生計画
事業の詳細
1. この事業の背景(地域の現状・課題)
飯舘村は豊かな自然を有する一方で、2011年3月11日の原子力発電所事故により村民が避難生活を余儀なくされ、人口と地域機能が大きく変化しています。主要な数値は以下のとおりです。
- 人口推移:1955年 11,403人 → 2020年国勢調査 1,318人。将来推計(震災後パターン)では2060年 889人の見込み。
- 年齢構成の変化(2010年→2020年):年少人口 12.8% → 2.6%、生産年齢人口 57.2% → 39.9%、老年人口 30.0% → 57.5%。
- 自然動態(2019年):出生数 26人、死亡数 86人、自然減 −60人。
- 社会動態(2019年):転入数 94人、転出数 269人、社会減 −175人(若年層の転出増加が要因)。
これらの状況が継続すると、労働力の低下、税収の減少による行政サービスの縮小、生活関連サービスの後退、地域の担い手の減少といった課題が生じます。村は上記課題に対応するため、暮らし・教育・産業・保健福祉・交流・定住の5つの基本目標を掲げています。
2. 具体的な施策(取組内容)
「飯舘村地域再生事業」は5分野(ア〜オ)で構成し、それぞれで具体的施策を実施します。主な取組内容は以下のとおりです。
| 分類 | 事業内容(概要・具体例) |
|---|---|
| ア 暮らしに密着した課題解決・安全な地域づくり | 放射線対策、暮らしに密着した課題解決、住民主体の地域づくりや支援体制の構築を行います。具体的には除染体制の強化と再除染、村内見守り組織の育成、地域づくり計画の策定等を実施します。 |
| イ 教育環境整備・ふるさと教育の充実 | 子どもの学びの環境整備や村民と子どもをつなぐ「ふるさと教育」を推進します。具体的には校舎の改修や子どもたちの村内研修等を実施します。 |
| ウ 産業の復興と雇用創出 | 復興拠点を中心に農業・林業・商店等の復興と雇用確保を図ります。具体的には花卉栽培施設の整備、復興組合による農業復興、里山の再生と林業復興等を行います。 |
| エ 保健・福祉サービスの確保 | 医療・介護・子育て支援体制を整備します。具体的には診療所の再開、在宅・施設介護体制の整備、子育て環境整備等を実施します。 |
| オ 交流・定住対策 | 復興拠点での交流促進や定住の受け皿整備を行います。具体的には交流イベントの開催、公営住宅の定住活用、空き家・空き地バンクによる定住支援等を実施します。 |
その他の事業運営情報として、事業総額の目安は1,160,000千円(2021年度〜2025年度累計)で、毎年度11月に外部有識者と地域住民による委員会で効果検証を行い、翌年度以降の取組方針を決定します。事業実施期間は認定日から2026年3月31日までです。
3. 数値目標・KPI
事業の効果測定のために設定された主要指標(KPI)と現状・目標値は以下のとおりです。
| KPI | 現状値(計画開始時点 2025年度) | 目標値 | 対応する基本目標 |
|---|---|---|---|
| 地域づくり計画書作成行政区数 | 6行政区 | 20行政区 | 基本目標1 |
| 「ふるさとの担い手わくわく事業補助金」を活用した子どもが参加する事業数 | 年0回 | 年3回 | 基本目標2 |
| バイオマス発電への村産木材の活用施設数 | 0施設 | 1施設 | 基本目標3 |
| 診療所の診療日 | 週2日 | 週3日以上 | 基本目標4 |
| 空き家・空き地バンク登録物件数 | 14物件 | 30物件 | 基本目標5 |
※ 本内容は地域再生計画および事業PDFをもとに作成しています。
地域再生計画
| 計画名 | 飯舘村地域再生計画 |
|---|---|
| 関連PDF | 計画PDF 事業PDF |
お問い合わせ先
| 自治体 | 福島県飯舘村(福島県) |
|---|---|
| 担当部署 | 村づくり推進課 |
| 電話番号 | 0244-42-1622 |
出典
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